2008年10月04日
天才、それは努力する才能

「限界」を自分の心の中につくった瞬間に、自身の成長は止まる。どんな状況であろうと、常に挑戦し続ける心、向上しようとする姿勢でありたい▼騎手の武豊氏はデビュー以来、「史上初」「史上最年少」「史上最速」など数々の記録を樹立してきた。「天才」とうたわれる氏だが、日ごろから決意していることがある。「いつも思っているのは、今の自分よりもっといい騎手になりたい、ということです。乗った馬が最大限に力を発揮できるよう、自分を向上させていきたい」(『天才、それは努力する才能』学習研究社)▼現状に甘んじず、勝ち続けるのは、非常に難しい。障害も限りない。一番恐れなければならないのは、他人との競争に負けることではなく、自身の慢心、弱さという落とし穴にはまることではないだろうか▼成長し続ける人は自らが決めたゴールを、遠くへ遠くへと追いやるようにして前に進むものだ。他人の目を気にしても何の得にもならない。人に負けないことより、自身に生きることこそ肝要であろう▼戸田第2代会長も「自らの命に生きよ」と指導された。日々の唱題を通して、自身の生命力を高め、本来持つ自己の最高の可能性を引き出していく。これこそが、自分自身に生きることになる。(敬)
名字の言より
Posted by e-cars at
14:26
│Comments(0)